スキンケアについて①👶🧴

今回は「スキンケア」についてお伝えします。
赤ちゃんのお肌は、衣服での摩擦、よだれ、汗、おむつなど日常的に様々な刺激を受けており、
また生後早期には、皮脂が多いために肌トラブルが起こりやすくなっています。
通常、皮膚はダニや食べ物などのアレルゲンや細菌が皮膚から吸収され体内に侵入するのを防ぎ、
また水分が体内から逃げないように、皮膚を健康な状態に保つ「バリア機能」というはたらきがあります。
この「バリア機能」は、トラブルが起きているお肌(乾燥、湿疹、傷など)では正常に働くことができません。
また、新生児や乳幼児の場合、大人と比べてこの「バリア機能」がまだ十分に発達していません。
肌そのものの強さは個人差が大きく、同じ環境で過ごしても肌トラブルが全員に起こるわけではありません。
遺伝的素因として、両親のどちらかにアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患がある場合は、肌トラブルが起きやすくなると言われています。
一部の赤ちゃんは皮膚が乾燥しやすく、本来なら皮膚から入ってこないはずのアレルゲンが体内に入りやすい状態になっています。
食物アレルゲンが体内に入ってしまうと、体の免疫機能が働き、その食物に対するIgE抗体が作られて、
将来的に食物アレルギーになる可能性があると言われています。
こうしたことから、皮膚についたアレルゲンを洗い落とし、皮膚を保護して乾燥を防ぎバリア機能を強化、
保持し、アレルゲンが侵入できないような健康な肌にしておくこと、つまり「スキンケア」が大切です!
スキンケアの詳しい方法は、また後日お伝えさせていただきます。

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