月別アーカイブ: 2024年7月

スキンケアについて①👶🧴

今回は「スキンケア」についてお伝えします。
赤ちゃんのお肌は、衣服での摩擦、よだれ、汗、おむつなど日常的に様々な刺激を受けており、
また生後早期には、皮脂が多いために肌トラブルが起こりやすくなっています。
通常、皮膚はダニや食べ物などのアレルゲンや細菌が皮膚から吸収され体内に侵入するのを防ぎ、
また水分が体内から逃げないように、皮膚を健康な状態に保つ「バリア機能」というはたらきがあります。
この「バリア機能」は、トラブルが起きているお肌(乾燥、湿疹、傷など)では正常に働くことができません。
また、新生児や乳幼児の場合、大人と比べてこの「バリア機能」がまだ十分に発達していません。
肌そのものの強さは個人差が大きく、同じ環境で過ごしても肌トラブルが全員に起こるわけではありません。
遺伝的素因として、両親のどちらかにアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患がある場合は、肌トラブルが起きやすくなると言われています。
一部の赤ちゃんは皮膚が乾燥しやすく、本来なら皮膚から入ってこないはずのアレルゲンが体内に入りやすい状態になっています。
食物アレルゲンが体内に入ってしまうと、体の免疫機能が働き、その食物に対するIgE抗体が作られて、
将来的に食物アレルギーになる可能性があると言われています。
こうしたことから、皮膚についたアレルゲンを洗い落とし、皮膚を保護して乾燥を防ぎバリア機能を強化、
保持し、アレルゲンが侵入できないような健康な肌にしておくこと、つまり「スキンケア」が大切です!
スキンケアの詳しい方法は、また後日お伝えさせていただきます。

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熱中症について🥵🌞

梅雨があけると本格的な夏が到来しますね。
夏はスポーツやレジャーが活発にできる時期でもありますが、暑さゆえの怖い病気もありますね。
現在も全国で危険な暑さがニュースになることもあり、熱中症アラートがすでにでている県もあります。
今年の夏は例年以上に暑さ対策が必要になる可能性があり、今回は熱中症についてお伝えします。
子どもは大人と比較すると、熱中症になりやすいと言われています。子ども(乳幼児・幼児)は体温調節機能が未発達です。
特に汗をかく機能が未熟で、大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまうため、
体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。また、全身に占める水分の割合が大人より高いため、さらに外気温の影響を受けやすくなっています。
気温が体表温度より高くなると熱を逃がすことができず、反対に周りの熱を吸収してしまう恐れもあります。
そして、子どもは大人よりも身長が低い為、地面までの距離が近く照り返しの影響を強くうけます。
このため、大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下にいることになります。
たとえば大人の顔の高さで32℃の時、子どもの顔の高さでは35℃程度の感覚です。
子どもは何かしら不快な症状を感じても、正確に伝えることが出来ないことがあり、症状が進行されてから発見される事もあります。
室内に居ても熱中症になることもあり、夏はいつも以上に大人が気にかけ、水分補給を頻回に促しお子様の熱中症を予防してあげてください。
普段の水分補給はミネラルを多く含む『麦茶』が最適で、汗を大量にかくような場面では『イオン飲料』『経口補水液』がお勧めです。
熱中症のサインと応急処置に関しては画像を参照してくださいね。大人も子どももしっかり熱中症対策をし楽しい夏を過ごしたいですね。

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虫除けについて🦟

毎日、とっても蒸し暑い日々が続いていますね🌞
もうすぐ夏休みを控えていたり、外でのレジャーを計画されている方もいらっしゃると思います🏖️🏄‍♀️

以前、『日焼け止め』についての記事を掲載させていただきましたが、この時期に子どもちゃんを狙っているのが『蚊』を始めとする虫ですよね。
そこで今回は『虫除け』についてお話しします。

屋外でのレジャーをする際に、活躍するのが『虫除け』ですよね!
子どもは大人と比較して、虫刺されの箇所が大きく腫れたり、赤くなったりするだけでなく、痒みが原因で強く掻きむしってしまうことで
『伝染性膿痂疹(とびひ)』の2次被害になることもあります。
なので、可能な限り虫に刺されないように対策を取ることは必要になってきます。

▷▷虫除けに使用される成分は主に2種類
 ・ディート
 ・イカリジン

▷▷ディートについて
 ・皮膚への刺激が強い
 ・使用できる年齢や使用回数に制限がある

▷▷イカリジン
 ・低年齢にも使用ができる
 ・使用回数などに制限がない

▷▷どちらの成分でも予防する虫の種類に大きな違いは無いとされる

▷▷使用前には必ず湿疹などがない部位に塗布して肌に合うかどうか確かめて使用しましょう!

▷▷塗布する順番のコツ
  保湿剤→日焼け止め→虫除けがおすすめです

▷▷どちらも使用できない時
 ・ハッカ油とエタノールを混ぜたもので手作りの虫除けが作成できる
 ・効果の発現時間が短いのがデメリット
 ・頻回な塗布が必要になる

日焼け止めの選び方🌞

梅雨で湿度が高い日々が続いていますね。
梅雨が明けるといよいよ夏本番となり暑さが増してきます。
夏はさまざまなレジャーが活発にでき、外で活動する機会も増えますよね。
しかし、この時期に気になるのがあせもによる皮疹や紫外線による日焼けですね。
夏はお肌のトラブルも多い時期でもあります。
特にお子様は汗もかきやすく、そのうえ繊細で敏感なので塗布するものや肌のケアに気を使いますよね。

今回は紫外線への対策としてこの時期に使用することが多い『日焼け止め』についてお話しします。
日焼け止めは、紫外線による肌トラブルを予防する手段として有効です。
しかし、まれに使用されている成分によりアレルギーを引き起こすことがあります。

▷▷日焼け止めに使用される成分は主に2種類
 ・紫外線散乱剤
 ・紫外線吸収剤

▷▷紫外線散乱剤について
 ・塗布すると白くなりやすい
 ・アレルギーはほとんどない

▷▷紫外線吸収剤について
 ・塗布しても白くなりにくい
 ・まれにアレルギー反応がある

▷▷選ぶ時のコツ
 ・表記をよく見てみましょう!
 『紫外線吸収剤無配合』
 『紫外線吸収剤フリー』
 『ノンケミカルサンスクリーン』

▷▷使用前には肌に合うかどうか確かめて使用しましょう!

▷▷塗布する順番のコツ
  保湿剤→日焼け止め→虫除けがおすすめです

▷▷汗は肌のトラブルを引き起こす要因になります!シャワーを浴びて洗い流しましょう!