頭部外傷について🤕

当クリニックに受診される、お電話でご相談がある内容で多いのが『頭部外傷』です。チャイルドシートから車外に転落した、ベッドやソファーから転落した、コンクリートのところで転倒したなど、皆さまのお子さまもご経験があるかもしれません。子どもの身体特徴として、身体と頭部のバランス的に頭部の方が重いために転落や転倒した場合に頭部の方から傾きやすくなると言われています。その他にも、月齢10ヶ月頃から1歳前後のつかまり立ちや立ち始めたり、自分で歩行し始めたりする頃は転倒も多くなる時期です。
 頭部を打った場合にご心配になる保護者の方は多いと思いますが、当クリニックに来られる患者さまの多くは経過観察になります。
頭部外傷は見た目で分かるような発赤、腫れ、傷、内出血もあれば、怖いなと思われるのは頭部内で異常が起きている場合、また外傷後すぐには症状がなく後から症状が出ることかと思います。場合によっては手術や入院などが必要になることがあり、具合の悪化の危険性が高い患者さまには頭部CT検査をさせていただくことがあります。
頭部CT検査では、頭の中で出血をしていないか、骨が折れていないかが分かります。しかし、小さな異常は外傷後すぐには分からない場合もあります。外傷部位が明らかに凹んでいる、もしくは内出血があれば手術の適応になることもあります。
少量の出血であれば、手術はお子さまの身体にも大きな負担となるため自然に吸収されるのを待つこともあります。頭部CT検査は、大きな筒型の機械に入って検査をするため恐怖心を覚えて激しく泣いたり、じっとしたりすることが難しい年齢の方には難しい検査になります。そのため、正確に検査をするために眠たくなるお薬を使用して、眠った状態で検査を行うことが多く、また被爆もする検査のためお子さまの全身状態を確認し、本当に必要な時だけお勧めさせていただいています。当クリニックでは、CT検査や外傷部位に縫合が必要な患者さまは、総合病院などへ紹介をさせていただきます。

お子さまが頭部を打ってしまった場合は、以下の症状が出た時には、すぐに病院へ連絡し、必要時は救急車で受診をしてください。(画像参照↓)

1歳以上では24時間、1歳未満のお子さまでは48時間程度の経過観察をお勧めします。
それ以降にも症状がでたら受診をしてください。

アレルギー疾患を持つ方の災害への備えについて🎒🥫

今年の夏は、南海トラフ巨大地震の発生を思わせる地震が各地であり、自治体にも災害対策本部が設置されるなど、災害への備えをこれまで以上に考えるようになったかと思います。スーパーなどでもペットボトルの水が品薄になっている光景を、ご覧になった方も多いと思います。お店でも防災グッズも購入することは難しくなっており、災害時に活躍するグッズが何点も入っている防災バックなどをインターネットで購入をしようとしても、すぐに入手することが困難で配送までに1ヶ月以上を要する状況になっています。
近年、何らかの食物アレルギーを持つお子様さまは増加傾向にあります。もし災害が発生し自宅で過ごすことが難しくなり、避難所での生活をしなければならない際に、お子さまに食物アレルギーがあって避難所に用意されている非常食が口に出来なかったらどうしますか?
自治体などで食物アレルギーを持つ方を想定した非常食や災害時物品を用意しているところは、まださほど多くはありません。災害時のような非常時や混乱している状況下で、いつも保育所・学校などへお願いしているような対応を取ってもらうことは不可能に近いと考えられます。そこで今回は、災害に備えた必要物品についてお話をします。
過去の阪神・淡路大震災の救出活動での経験をふまえた、自助(家庭での備え):共助(周囲との共同の備え):公助(自治体での備え)の割合は、7:2:1と言われています。東日本大震災における調査では、1週間以上アレルギー対応食品が入手できなかった患者さんは半数以上であったと言われています。そのため、家庭では最低でも3日分、できれば1週間分程度の食料品の備蓄が推奨されています。アレルギー用ミルク、非加熱で食べることができるアレルギー対応アルファ化米(特定原材料不使用のもの)、アレルギー対応レトルト食品など保存可能なものを備えておき、平常時に実際に食べてみて味や食感に慣れておくことも必要です。賞味期限もこまめに確認し、古いものから消費し、消費したら買い足すローリングストック法が推奨されています。(以下の画像参照)


共助は、日常からの家族や地域や身近な人とのつながりの助け合いで、NPOやボランティア活動のことを言います。各アレルギー学会や農林水産省が出しているパンフレットなどを参考にするのも良いかと思います。(以下のリンク参照)
アレルギーポータルサイト 参考資料
日本小児アレルギー学会 参考資料
農林水産省 参考資料

乳幼児健診について👶

当クリニックでは、予約制で乳幼児健診をしています。電話かアイチケットからのWEB予約で予約を取ることができます。
WEB予約の場合は、『乳児健診』の項目を選択し、ご希望の日時を選択してください。
すでに予約枠が埋まっている場合は、選択ができませんので別日をご検討ください。
 
母子手帳をいただく際に妊婦健診で使用できる助成券などが含まれる冊子をいただくと思います。
その中に、お子様が生まれた後に使用できる乳幼児健診の助成券もあります。
各市町村で使用期限などが異なりますが、岡山県内であれば移住地と異なる医療機関でも乳幼児健診を受けるときにも使用可能です。
助成券がない場合でも、自費(3500円)で受診可能です。
市町村によっては集団健診を実施されているところもありますが、一般的には生後1ヶ月・3~5ヶ月・7~8ヶ月・9~10ヶ月・1歳で健診を受けるとされています。生後1ヶ月は出生した産婦人科さんでお母さんの産褥健診と一緒にお子様の乳幼児健診を受ける方がほとんどだと思います。
現在はSNSでもたくさんの情報があふれており、求めている情報以上の情報も得ることができます。
便利なツールではありますが、多くの情報に触れてしまうことにより不安になることもあると思います。
乳幼児健診を受けるメリットとしては、お子様が月齢にあった発達・発育をしているかどうかを診るだけでなく、気になる発達・発育があった場合には経過をフォローする、必要時はより専門的な医療機関へと紹介をすることで発達・発育を促すための治療へと繋げることができることです。
診察にあたる医師は、小児専門医の資格を持ち、これまで数多くのお子さまの診療に関わってきた知識が豊富な優しい医師ばかりです。
またスタッフも働くママが多いため、お父さん・お母さんのお悩みやご不安を少しでも取り除けるよう努めてまいります。
当クリニックのホームページにも、乳幼児健診について詳細を掲載しておりますのでご覧ください。
乳幼児健診
【注意点】
乳幼児健診は多くが1歳未満のお子さまであり、感染症への接触を最小限にするため通常診療時間外での予約制としています。
予約日の直近に発熱が出た、咳や鼻などの症状がある、同居家族などに感染症(新型コロナウイルス、インフルエンザ、RSウイルス、手足口病、溶連菌など)にかかっている人が居る場合は、来院前に一度、電話でご相談ください。

みなさまのかわいいお子さまの健やかな成長を共に見守らせてくださいね。

小児科外来の順番予約の取り方とWEB問診について📱

当院の小児科外来の診察の順番の取り方とWEB問診についてご紹介します。
当院では3種類の受付方法を行っています。
(現在、受付ボードでの順番予約は廃止しております。)

【①インターネット】
午前 07:30〜11:00(最長)
午後 14:00〜17:00
★予約可能人数は
・午前45番まで(火土除く)※R6/7/1変更
・火曜60番まで
※予約可能人数を超えた場合はお受けできません。
・土曜および午後の人数制限はありません。

【②窓口】
午前 08:45~12:00(最長)
午後 14:15~17:30

【③電話】
午前 08:45〜11:00(最長)
午後 14:15〜17:00

※予約番号1~5番の方は、
午前 08:45〜09:00
午後 14:15〜14:30
の間に必ず受付までお越しください。

〈待ち時間(目安)について〉
ご予約を取られた際に出る 「待ち時間」はあくまでも目安です。
診察の進み方は患者様によって様々であるため、大幅に前後する可能性があります。
待ち時間をこまめに確認して頂き、余裕を持ってご来院をお願い致します。
順番までにお越し頂けない患者様がいらっしゃると、次の順番以降の方のご迷惑となりますので順番までにはご来院下さい。
※順番が過ぎた場合、待ち時間が発生します。御了承ください。
※待ち時間が診察終了時間を過ぎる場合でも、午前は12時30分までに午後は18時までに一度、ご来院いただき受付をお願いいたします。

《WEB問診について》
診察までの待ち時間の間に、事前にWEB問診を済ませてご来院いただくと、診察がスムーズに受けられます。
自宅などで落ち着いた状態でお子さまの経過や状態を入力していただくことをお勧めします。
問診の内容はスタッフが事前に確認し、緊急性や処置の必要性があると判断した場合は、
電話連絡をさせていただき早めのご来院をお願いさせていただくこともあります。

WEB問診は、初診の方でも当院のホームページから行えます。
パソコン、スマートフォンからご利用ください。
方法は下記の画像をご参照ください。
【パソコン画面】


【スマートフォン画面】

スキンケアについて③👶🧴

今回は保湿剤の種類と塗り方についてお伝えします。
入浴後やプールに入った後など、水分がついている状態の皮膚は通常よりも乾燥しやすくなっています。
体についた水分を拭き取った後に、保湿剤を塗って皮膚の乾燥を防ぐことは、皮膚のバリア機能低下を補い、健康な皮膚を保つために大切なことになります。
保湿剤は、市販のものから病院で処方を受けるものなど、多種多様なものがありどれを選択すればよいのか悩みますよね。
またお子さんに使用するものは、アレルギー反応が起きたりしないか慎重になりますね。
塗りやすさ、使いやすさもあると思いますが、適切な種類のものを、適切な量、適切な塗り方で使うようにしましょう。
どのように塗るとよいかは画像を参照してくださいね。
保湿剤には、主に軟膏・クリーム・ローションなどがあります。
軟膏タイプは半透明で、塗るとテカリが出て、使用感はベタベタします。
ベタベタしますが、肌の表面に膜を張って、皮膚の水分が逃げないように防ぐ効果に優れます。また刺激が少ないと言われています。
クリームタイプは白色で、塗った直後はペタペタする感覚がありますが、時間の経過とともにさらっとします。
油分が多く含まれるか、水分が多く含まれるかで使用感や洗い流しやすさに違いがあります。
ローションタイプは、透明と白色のものがあり、乳液タイプか水溶液タイプとありますが、どちらも少量で広範囲に塗ることができます。
軟膏やクリームと比較すると皮膚の保護効果は少し弱くなります。そのため頻回に塗布することが大切です。
夏場の入浴後にもすぐ汗をかいてしまうような時期には、素早く塗れて、使用感もべたつきが少なく使いやすいです。
保湿剤によるスキンケアは毎日続けるものですので、季節や時間帯、塗る場所に応じて、使いやすい剤形のものを選ぶことをお勧めします。
お子さんが「ベタベタするのが嫌で塗らない」など、使用感が原因で塗ることを嫌がるような場合には、
べたつきの少ないローションや泡タイプを選ぶなど、かかりつけ医と相談しながら無理なく続けていきましょう!

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スキンケアについて②👶🧴

今回は身体の洗い方についてお伝えします。

皮膚についた汗や汚れ、アレルゲン、皮膚にかゆみを与える細菌(黄色ブドウ球菌)などの刺激物を落として皮膚を清潔にすることは、皮膚の健康を保つ基本となります。

①肌にあった石けんを選ぶ
石けんに含まれている添加物(防腐剤、着色料、香料など)は、皮膚に刺激を与えて炎症を起こしたり、アトピー性皮膚炎などの症状を悪化させたりすることがありますので、できるだけ添加物の入っていないものを選ぶようにしましょう。

②石けんを泡立てる
石けんは泡立てて、その泡を使って洗います。
泡立てるのが面倒な場合は、泡タイプの石けんを使うとよいでしょう。
石けんは泡立てた方が流しやすくなります。

③身体を洗う、流す
ナイロンタオルやスポンジ、目の粗いタオルは皮膚に刺激を与えて皮膚のバリア機能を低下させてしまうので、素手で洗いましょう。
素手で洗うことで、お子さんの皮膚の状態をチェックすることもできます。

こんな洗い方は避けましょう。
・ナイロンタオル、スポンジなどでゴシゴシ洗う
・石けんを泡立てずに体につける

乳幼児は関節のしわ、首やわきなど皮膚が密着しているところ、くびれなどが多くあります。
しわやくびれをしっかり伸ばしながら、たっぷりの泡で汚れを落とします。

洗顔を嫌がるお子さんの場合、目の周りを洗うのを避けたり、泣かせたりしないようにと手早く洗ってしまいがちですが、顔はよだれや食べ物などの汚れをきれいに落としたい部分です。特に目に石鹸が入ることを心配される保護者の方も多いと思いますが、少ない泡だと液状になってしまい逆に目に入りやすくなるので、たっぷりの泡で目を上から下に、目頭から目尻に円を描くように洗うと顔をそむけることが少なくなります。終わったら素早くシャワーで汗を流します。泣いてしまうお子さんもいらっしゃると思いますが、石鹸が目に入って泣いているのではなく、顔が濡れるのが嫌で泣いているだけなので慌てず、泡の洗い残しがないようにしましょう。流し終えたら、すぐにタオルで拭いてあげましょう。 
※環境再生保全機構 乳幼児スキンケア.2020参照

次回「保湿剤について」お伝えします。

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スキンケアについて①👶🧴

今回は「スキンケア」についてお伝えします。
赤ちゃんのお肌は、衣服での摩擦、よだれ、汗、おむつなど日常的に様々な刺激を受けており、
また生後早期には、皮脂が多いために肌トラブルが起こりやすくなっています。
通常、皮膚はダニや食べ物などのアレルゲンや細菌が皮膚から吸収され体内に侵入するのを防ぎ、
また水分が体内から逃げないように、皮膚を健康な状態に保つ「バリア機能」というはたらきがあります。
この「バリア機能」は、トラブルが起きているお肌(乾燥、湿疹、傷など)では正常に働くことができません。
また、新生児や乳幼児の場合、大人と比べてこの「バリア機能」がまだ十分に発達していません。
肌そのものの強さは個人差が大きく、同じ環境で過ごしても肌トラブルが全員に起こるわけではありません。
遺伝的素因として、両親のどちらかにアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患がある場合は、肌トラブルが起きやすくなると言われています。
一部の赤ちゃんは皮膚が乾燥しやすく、本来なら皮膚から入ってこないはずのアレルゲンが体内に入りやすい状態になっています。
食物アレルゲンが体内に入ってしまうと、体の免疫機能が働き、その食物に対するIgE抗体が作られて、
将来的に食物アレルギーになる可能性があると言われています。
こうしたことから、皮膚についたアレルゲンを洗い落とし、皮膚を保護して乾燥を防ぎバリア機能を強化、
保持し、アレルゲンが侵入できないような健康な肌にしておくこと、つまり「スキンケア」が大切です!
スキンケアの詳しい方法は、また後日お伝えさせていただきます。

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熱中症について🥵🌞

梅雨があけると本格的な夏が到来しますね。
夏はスポーツやレジャーが活発にできる時期でもありますが、暑さゆえの怖い病気もありますね。
現在も全国で危険な暑さがニュースになることもあり、熱中症アラートがすでにでている県もあります。
今年の夏は例年以上に暑さ対策が必要になる可能性があり、今回は熱中症についてお伝えします。
子どもは大人と比較すると、熱中症になりやすいと言われています。子ども(乳幼児・幼児)は体温調節機能が未発達です。
特に汗をかく機能が未熟で、大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまうため、
体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。また、全身に占める水分の割合が大人より高いため、さらに外気温の影響を受けやすくなっています。
気温が体表温度より高くなると熱を逃がすことができず、反対に周りの熱を吸収してしまう恐れもあります。
そして、子どもは大人よりも身長が低い為、地面までの距離が近く照り返しの影響を強くうけます。
このため、大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下にいることになります。
たとえば大人の顔の高さで32℃の時、子どもの顔の高さでは35℃程度の感覚です。
子どもは何かしら不快な症状を感じても、正確に伝えることが出来ないことがあり、症状が進行されてから発見される事もあります。
室内に居ても熱中症になることもあり、夏はいつも以上に大人が気にかけ、水分補給を頻回に促しお子様の熱中症を予防してあげてください。
普段の水分補給はミネラルを多く含む『麦茶』が最適で、汗を大量にかくような場面では『イオン飲料』『経口補水液』がお勧めです。
熱中症のサインと応急処置に関しては画像を参照してくださいね。大人も子どももしっかり熱中症対策をし楽しい夏を過ごしたいですね。

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虫除けについて🦟

毎日、とっても蒸し暑い日々が続いていますね🌞
もうすぐ夏休みを控えていたり、外でのレジャーを計画されている方もいらっしゃると思います🏖️🏄‍♀️

以前、『日焼け止め』についての記事を掲載させていただきましたが、この時期に子どもちゃんを狙っているのが『蚊』を始めとする虫ですよね。
そこで今回は『虫除け』についてお話しします。

屋外でのレジャーをする際に、活躍するのが『虫除け』ですよね!
子どもは大人と比較して、虫刺されの箇所が大きく腫れたり、赤くなったりするだけでなく、痒みが原因で強く掻きむしってしまうことで
『伝染性膿痂疹(とびひ)』の2次被害になることもあります。
なので、可能な限り虫に刺されないように対策を取ることは必要になってきます。

▷▷虫除けに使用される成分は主に2種類
 ・ディート
 ・イカリジン

▷▷ディートについて
 ・皮膚への刺激が強い
 ・使用できる年齢や使用回数に制限がある

▷▷イカリジン
 ・低年齢にも使用ができる
 ・使用回数などに制限がない

▷▷どちらの成分でも予防する虫の種類に大きな違いは無いとされる

▷▷使用前には必ず湿疹などがない部位に塗布して肌に合うかどうか確かめて使用しましょう!

▷▷塗布する順番のコツ
  保湿剤→日焼け止め→虫除けがおすすめです

▷▷どちらも使用できない時
 ・ハッカ油とエタノールを混ぜたもので手作りの虫除けが作成できる
 ・効果の発現時間が短いのがデメリット
 ・頻回な塗布が必要になる

日焼け止めの選び方🌞

梅雨で湿度が高い日々が続いていますね。
梅雨が明けるといよいよ夏本番となり暑さが増してきます。
夏はさまざまなレジャーが活発にでき、外で活動する機会も増えますよね。
しかし、この時期に気になるのがあせもによる皮疹や紫外線による日焼けですね。
夏はお肌のトラブルも多い時期でもあります。
特にお子様は汗もかきやすく、そのうえ繊細で敏感なので塗布するものや肌のケアに気を使いますよね。

今回は紫外線への対策としてこの時期に使用することが多い『日焼け止め』についてお話しします。
日焼け止めは、紫外線による肌トラブルを予防する手段として有効です。
しかし、まれに使用されている成分によりアレルギーを引き起こすことがあります。

▷▷日焼け止めに使用される成分は主に2種類
 ・紫外線散乱剤
 ・紫外線吸収剤

▷▷紫外線散乱剤について
 ・塗布すると白くなりやすい
 ・アレルギーはほとんどない

▷▷紫外線吸収剤について
 ・塗布しても白くなりにくい
 ・まれにアレルギー反応がある

▷▷選ぶ時のコツ
 ・表記をよく見てみましょう!
 『紫外線吸収剤無配合』
 『紫外線吸収剤フリー』
 『ノンケミカルサンスクリーン』

▷▷使用前には肌に合うかどうか確かめて使用しましょう!

▷▷塗布する順番のコツ
  保湿剤→日焼け止め→虫除けがおすすめです

▷▷汗は肌のトラブルを引き起こす要因になります!シャワーを浴びて洗い流しましょう!